高校野球指導者からのQ&A(第4回)

高校野球指導者からのQ&A(第4回)

⑱大学卒業後も野球を続ける学生に共通して備わっているものは何ですか。

・人間としての芯の強さ、素直さ、向上心。(謙虚さは…)
・強い目標設定
・自己分析能力と継続力…自分の課題を見つけ、その改善のために創意工夫をしながら、
行動継続する事ができる
・目の前の成功や失敗から学ぶ学習能力。『勝って騎らず負けて腐らず』
・折れない心。負けす嫌い。意地。執念。

 

⑲こんな高校野球指導者は嫌だ。というエピソードはありますか。

今のところあまりありませんが、一人の人間として指導者が生徒たちの手本であり、
指導者が関わる人間関係が尊敬や信頼というもので繋がつていて欲しいと思っていま
す。高校野球のみならず、あらゆる分野での指導者は影響力の大きい立場なので、周
囲に良い影響を与えられる人間性であって欲しいと思います。そのために指導者自身
が自分を高める事を忘れないで欲しいと思います。私自身もそうでありたいと常に思
っています。

 

⑳最近の高校生は、、、と、高校野球指導者の指導が行き届いていないと感じる所はありますか。

・『選手は指導者の鏡』だと思います。ですから、最近の高校生は…と思う事よりも指導者に対しての思いがあります。指導者がしっかりしていれば、高校生もしっかりするでしょうし、指導者が甘ければ高校生も甘くなると思っています。同じ指導者としての責任、影響力、指導力というものを常に考えています。
指導者自身が自分との戦いに勝ち、人間性を成長させ、選手達に良い刺激を与えてあげ成長させてあげられる存在になる事が大切だと思います。(教育=共育=協育)
選手の至らなさは、指導者の至らなさ、指導者が変われば選手はすぐに変わると思っています。

 

㉑高校から大学と立場が変わって、見方が変わったことはありますか。

高校生よりも大学生の方が指導者の未熟な部分を見抜くので、あらゆる面でごまかし
は効かないなと感じています。指導者である私自身がしっかりする事が重要だな
と感じています。
選手の見方が変わったというよりも、自己分析する時の自分自身を見る見方がより
厳しくなったかもしれません。
その一方で、自分をさらけ出す事が重要だとも考えています。
そうしないと自分も疲れてしまいますし、選手との信頼関係は生まれないのでは
ないかと思っています。

 

㉒大学側から高校側にお願いしたいことはありますか。

・無限の可能性を秘めた子供を授かつており、指導者によってその可能性を広げる
事も閉ざしてしまう事もあり得ます。影響力のある立場ですので、自分自身を高める
作業を忘れないで行う事が大切だと思っています。指導者が選手達に言って
いる『日常生活が大切だ』『人の見えていない所での練習や行動が大切だ』…。など
という指導者自身の言葉を指導者自身が実践できているかどうかという事を私自身
いつも注意しています。

 

㉓この高校は勉強になった。ぜひ行ってみてください。というところがあれば教えてください。

・自分自身がテレビや書物などで興味や関心を持った人やチームに、自分で足を
運ぶ事が大切だと思います。どんなにいいチームの練習を見ても、いい話を聞い
ても、それはタイムリーなものでなければ効果は薄いと思います。人それぞれ
置かれている環境・立場・状況が違いますし、人それぞれ考えていることも
違いますので、今の自分が求めるものに合った人やチームを、見に行かれるの
がいいのではないかと思っています。
選手に言っているように『人に言われてから』よりも『自分から』求める事が
大切だと思います。